生ゴミコンポストで出来る堆肥はいらないという人のためのガイド

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堆肥を作らずに生ゴミを減らす

生ゴミの処理って大変ですよね。毎日出るからすぐに捨てたいけど、回収日は週に2回だけ。

仕方ないから次のゴミの日まで、生ゴミをビニール袋に入れて臭いが漏れないように口を堅く縛って、保管しておくことになります。中には冷凍してしまう人も。

そんな手間を解決する方法として、生ゴミコンポストが良く知られています。生ゴミを微生物の力で堆肥に変えてしまうのです。

出来た堆肥は家庭菜園に使える他、庭にまけば質の良い土壌ができるので草花も元気に育ってくれます。

でも、庭いじりをしない人は堆肥はいらないですよね。

生ゴミを堆肥にしたいのではなく無くしたいわけですから、なるべく何も残らないのがベストです。

堆肥は植物のためだけじゃない

生ゴミを全く消滅させることはできませんが、やり方によってはその量を減らすことが出来ます。できるだけ生ゴミの分解性能が高いコンポストを選ぶのです。とことん分解して空気と水になれば、あとにできる堆肥もごくわずかです。

それでも少々できてしまう堆肥でさえいらない人もいるでしょう。堆肥は必ず植物を育てる肥料として使う必要はありません。植物とは全く関係なく、ただ庭にまいただけでもいい事があります。

堆肥に住む虫や菌などの多種多様な生物が増えることで、土壌の本来の姿である自然に近い生態系が形成され、特定の害虫や菌が大繁殖するのを防いでくれるのです。

生ゴミは「ナクスル」に捨てる

それでは、いかに生ゴミを処理しつつ堆肥を作らないかという事ですが、ここで生ゴミを普通の紙ごみと同じ感覚で捨てられるゴミ箱をご紹介します。

【ナクスル】という生ごみ処理機です。

色は白で一見すると冷蔵庫のような白物家電に見えますが、れっきとしたコンポスターです。

使い方は簡単で、上部にフタが付いているので生ゴミを入れる時はそのフタを開けて生ゴミを捨てるだけです。

あとは自動で生ゴミをかき混ぜて、湿度の調整、脱臭までこなしてくれます。

このナクスルの特徴は生ゴミをとことん分解するので、出来る堆肥の量が少なくて済むというところです。

堆肥の取り出し頻度は生ゴミを入れる量にもよりますが、公式サイトの情報によると、5人家族が1日に出す生ゴミ(500g)を毎日入れても二カ月に1回取り出すだけで大丈夫なほど、生ゴミが分解されて無くなります。

徐々に溜まる堆肥を二カ月に1回だけ取り出して捨てるのであれば、全く手間がかからないですよね。

ただデメリットもあります。

普通のコンポストは土に混ぜて、あとはそのまま放置するだけなので電気代は0円です。でもナクスルは電気の力で生ゴミをかき混ぜたり消臭したりするので電気代がかかります。

1カ月当たりの消費電力は60wなので電気代に換算すると\1600円/月程度になります。なのでここまでして生ごみにお金を掛けたくない人にはおススメしません。

逆に、家事の効率化を優先したい人にはメリットがあります。生ゴミの処理は毎日の仕事ですし、管理が甘いとニオイが発生して虫がわいたり、下手をすると食中毒などの健康を害する問題にもなりかねません。

共働きや、子どもが多い家庭では家事の負担は少しでも減らしたいのではないでしょうか。生ゴミが出るたびにビニール袋も消費しますし、ビニール袋のストックやゴミの日までの生ゴミの一時保管まで考えると、今のやり方を変えてもっと効率よくしたいと願う人も多いと思います。

もし今までの生ゴミ処理にかかる手間をナクスルで2カ月に1回のゴミ出しだけにできれば、ナクスルを使ってみたいと思いませんか。

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生ゴミの分解が進めば堆肥は増えない

ナクスルが他のコンポストと違うところは、生ゴミの分解スピードにあります。

分解スピードが遅いと生ゴミがどんどん投入されるのでコンポストは大きくなければいけません。

ですが分解スピードが早いとすぐに生ゴミが消滅しますのでそれだけ小型化できるのです。

毎日出る生ゴミを入れ続けても堆肥がそれほど増えないのは分解スピードにこだわった生ごみ処理機だからなのです。

堆肥を引き取ってくれる行政もある

行政によっては生ごみ堆肥を引き取ってくれるところもあります。

なぜ引き取ってくれるのかは、行政側の思惑もあるからです。

行政は回収したゴミの中でも、生ごみの占める割合が多く、なんとか生ゴミを減らしたいと思っています。そこで家庭で生ゴミを削減してもらうために生ゴミコンポストを推奨しているのです。そのために必要な購入代金の一部を助成することもあります。

ただ助成金を出すだけでは堆肥を使わない人に生ゴミコンポストをしてもらえません。

これでは家庭で生ごみ処理をしてもらえないので、もし生ゴミコンポストで出来た堆肥がいらなければ回収します、という後始末まで考えて家庭での生ごみ処理を推進しようとしているのです。

まとめ

生ゴミ削減のためにコンポストを始めようと思っている人も多いと思います。

でも、コンポストは最終的に生ゴミから堆肥ができてしまいます。

家庭菜園をしない人にとって堆肥は使い道に困ります。

コンポストでも堆肥が出来る量が少ないナクスルという生ごみ処理機をご紹介しました。

コンポストで出来た堆肥は回収してもらえる行政もあります。是非お住まいの行政にお問い合わせください。